Vol.17

たんちょう先生のじっけん教室
雪のそうを見てみよう
ポイント 雪がふったおおよその回数と厚さを見る
  材料  
 平型のスコップ
 水
 青い絵の具(青インク)
 きりふき
 簡易(かんい)バーナー(トーチランプ)
 方法 
実験の準備
(液のつくり方)
きりふきのようきに水を入れ、青い絵の具をとかす。(万年筆などにつかう青インクを5〜6てき入れてもよい)
よくまぜて、青い絵の具のよう液(青インクよう液)をつくる。
実験方法
先が平らなスコップで、雪の断面(だんめん)が見えるようにする。 けずった雪の断面を平らにする。
この断面に、水でうすめた青インクをきりふきでふきつける。 この断面を、簡易バーナーで暖め、断面の雪を、はっきり層が見えてくるまでとかす。
青インクがつくるもようをかんさつする。
 ※ つもった雪をかんさつすると、上はふわふわの雪、一番下がざらめ雪( じゃりじゃりの雪)になっていきます。途中にこのざらめの部分がはさまっていると、はっきりとした層となって見えるようになります。この部分は、雪がふったときに気温が高かったり、雨がふったりしたためで、雪の層のじょうたいから、そのときの気温をはんだんすることができます。
    
  


見えた!      
発展
ふきだまりの場所、風で雪が流されている場所では、どんな雪の層が見えるのだろう?雪の層がいつごろの雪なのか、層の厚さと雪がふった量から考えてみよう。