4月中旬のさくらの冬芽
Vol.20

たんちょう先生のじっけん教室
〜冬のかんさつ〜
冬芽のかんさつと
ゆかいな葉痕(ようこん)さがし
          ・春の準備をしている冬芽をかんさつしてみよう!
          ・葉が木からおちたあとをかんさつしてみよう!
 
ポイント 木のしゅるいによってちがう
冬芽と葉痕
(ようこん)
  材料  
カッター
ピンセット
 虫めがね



方法
冬芽と葉痕(ようこん)をさがすポイント
1
葉のおちた木の枝の先を、よくかんさつする。
2
ふくらんだ部分が冬芽、冬芽の下にあるハンコでおしたようなもようの部分が葉痕(ようこん)
冬芽のかんさつ 葉痕(ようこん)のかんさつ
1
冬芽をカッターで半分に切る。

※カッターをつかうときは、気をつけてつかいましょう。
 木のしゅるいによってちがう葉痕(ようこん)
 かんさつする。
 写真はフジ・トチノキ
2
冬芽の中に何が入っているかをかんさつする。
フジ

トチノキ

発展
あたたかくなるにつれて、冬芽がどのようにへんかするかをかんさつしてみよう。
                      
情報
冬芽には、葉や花になる部分が収納されています。暖かくなると、葉や花として成長できるように、冬の間から準備を進めているのです。また、葉痕(ようこん)は、秋に葉が落ちたあとです。もようのように見えるのは、葉と茎をつないでいた水やよう分の通り道のあとです。葉痕(ようこん)の形やもようは、木の種類によってちがいます。