Vol.39

たんちょう先生のじっけん教室
レモンに亜鉛の板と銅の板をさして、電池をつくってみよう
ポイント 違う種類の金属と電気を通す果汁
  準備  
 ・果物(レモン、ミカンなど)
 ・金属板(銅、亜鉛、アルミニウムなど)
 ・電子メロディー
 ・導線(金属の線)
 
 ※電子メロディーは、模型店で購入できます。
  メロディー電報やメロディーカードの中の音の出る
  部品を取り出してもできます)。

 
実験装置のつくりかた
1
亜鉛板と銅板を用意する。
 
電子メロディーの電池につなぐ部分に導線をつける。 
電子メロディのマイナス極につながっている導線を亜鉛板、もう一方を銅板につなぐ。
*銅板、亜鉛板などの金属板は、模型店、ホームセンターなどで購入できます。
亜鉛板が無いときは、トタン板(煙突やバケツ、屋根の板に利用されている)でもできます。
いよいよ実験
1  レモンを半分に切る。
2 電子メロディーにつながっている亜鉛板と銅板をレモンにさす。
3 亜鉛板と銅板の間を広げたり、縮めたりして電子メロディー音の違いを確かめる
*音が鳴らないときは銅板と亜鉛板の線を逆にしてみます。
*鳴らない場合は、銅板と亜鉛板がくっついていたり、線がはずれていることなどが考えられます。
発展
レモン以外の果物、野菜にさしたらどうなるだろう。いろいろためしてみよう。

 *写真は、ニンジンでつくった電池です。
金属をアルミニウムや鉄など他の金属に変えてみたらどうなるだろう。

 *写真は、マイナス側に亜鉛板、プラス側にわりばしでつくった備長炭、
  それぞれをレモンにさして電池にしました。
情報
電池に使った果物は金属がとけ込んでいるため食べてはいけません。
マイナス極側には、亜鉛やアルミニウム。プラス側には、ステンレスや、真ちゅう、備長炭(炭素)などが適しています。
たんちょう先生トップページに戻る