Vol.54

たんちょう先生のじっけん教室
静電気で遊ぼう
光る!動く!曲がる!
静電気で水流を曲げたり、蛍光管を光らせてみよう
ポイント 電気の性質を利用する
  準備  
 ・蛍光管
 ・水
 ・塩化ビニルパイプ
 ・長いゴム風船
  (商品名:マジックバルーンやペンシルバルーン)
 ・深めの皿

 
静電気を起こす
・塩化ビニルパイプや長い風船をフェルトでこすり、静電気をおこす。
水流に近づける

蛇口から水を出し、一すじの流れになるように調整する。
 

曲がった
水の流れに、静電気を帯びた塩化ビニルパイプを近づけてみる。
つららから落ちてくる水滴に近づけたらどうなるだろう。
・降ってくる雪に近づけたらどうなるだろう。
水に浮いた氷に近づける
深めの皿に水を入れ、氷を浮かせる。
氷にゆっくりと静電気を帯びた塩化ビニルパイプを近づけてみる。
・コップに水をこぼれる寸前までいれた状態にして、塩化ビニルパイプを近づけたらどうなるだろう。
パチッ 水が伸びた
大きな画像で見てみる
蛍光管に近づける
他の人に、暗い場所で蛍光管の端の方をもってもらう。
静電気を帯びた塩化ビニルパイプを蛍光管のもう一方の端に接触させてみる。
塩化ビニルパイプ2本で実験を行ったらどうなるだろう。
その他、静電気で変化するものはないだろうか。探してみよう
情報
塩化ビニルパイプはフェルトでこするとマイナスの電気を帯びます。
水はプラスとマイナスの電気をもっています。マイナスの電気を近づけると、プラスの電気が水の表面に現れます。
近づけた電気と反対の電気が水の表面に現れるため、引き合うのです。
紙くずやゴミなどが静電気に引きつくのも、同じ原理です。
蛍光管が光るのは、瞬間的に静電気が蛍光管の中を流れるためです。
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