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Vol.3
              雪で風車を回そう
雪と塩でつくる冷風で風車を回してみる
ポイント 冷たい空気は、下降気流になる
  準備  
・ペットボトル(2リットル)
・雪(60g)
・食塩(20g)
・アルミニウム缶(350ml)
・折り紙  ・粘土  ・まち針
・わりばし ・カッターナイフ
・きり ・缶きり

実験器をつくる
・ペットボトルの口から12〜13cmの所で切り取り、ペットボトルをAとBの2つに分ける。
 
・Aのペットボトルの口から10cmのところに、きりで4ヶ所穴をあけて、わりばし2本を平行に通す。
Bのペットボトルの側面の底に近いほうにカッターナイフで2ヶ所、7cm四方の窓をあける。
・アルミニウム缶のふたを缶きりで切り取る。
・AとBを図のように組み立て、上にアルミニウム缶をのせる。
風車をつくる
・粘土(紙粘土でもよい)にまち針の頭をさしこみ、針を上に向ける。
・折り紙をたて1cm横6cmに切り、中心で半分に折り、折り目をつける。
・紙を開き、図のように折り、羽をつくる。
・中心にボールペンなどの先で、軽く押して凹みをつける(穴をあけないように)。
実験
・アルミニウム缶の中に雪(約60〜80g)を入れ、食塩約20g入れてよく混ぜる。
・図のようにBのペットボトルの窓から、まち針をさした粘土を入れ、針に羽をのせる。しばらくして風車が回りだすのを観察する。
情報
風車が回らないときは、風車の位置や羽のねじり方、羽の左右の折れ方を変えてみます。
アルミニウム缶の中は、雪と氷が混じり、条件がよければマイナス21℃になっています。そのため缶の周りで冷やされた空気は、周りの空気よりも重くなるために下に流れていきます(下降気流)。
空気中の温度と缶の周りの温度の差が大きいほど、強い下降気流が発生します。
線香などの煙を入れてみると、下に流れる空気の動きを見ることができます。
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