たんちょう先生のじっけん教室
ココアとこむぎこで
だんそうじっけん
ココアと小麦粉で層をつくって、地層(火山灰や小石、砂、ねんどが層になったもの)に見立てて、力をくわえて断層(大きな力がくわわってくずれた地層)をつくってみよう
ポイント だんそうのでき方を見てみよう
  材料  
 スライドのケースとふた
   (長さ11p:カメラ屋さんに聞いてみよう)
 小麦粉
 純ココアの粉
 テレホンカード
 小さいスプーン
 セロハンテープ
 カッターナイフ
 方法 
実験装置のつくり方
スライドのケースを、はしからやく2oのところで切りとる。
(火で熱したカッターナイフをケースにあてて切りとるとよい。)
※ カッターナイフや火を使うときは、大人の人に手伝ってもらいましょう。
切りとったケースを長い方と、はしの方(プラスチックばん)に分けておく。
実験方法
とうめいなスライドケースのふたのはしに、プラスチック板を立てセロハンテープでとめる。
小麦粉を厚さ2〜3oになるように、スライドケースのふたに入れる。
 ※ 切りとったケースの長い方をぎゅっと押し込む。

 ※ テレホンカードやトランプなどで高さをそろえ、
    きれいな層をつくる。

こむぎこのそうをつくる
ココアを厚さ2〜3oになるように、小麦粉の上に入れる。
ココアの層をつくる

ギュッと押す

カードで形をととのえる

出来上がった地層

プラスチックばんのセロハンテープをそっとはずし、ふたの中心の方へ、ゆっくりうごかす

断層ができた
※ できた断層を「逆断層」といいます。このじっけんは、大阪教育大学付属(ふぞく)高等学校天王寺校舎の岡本義雄(おかもとよしお)先生「小麦粉を用いた断層モデル」の実験をさんこうにしています
発展
Vol.10