Vol.13

たんちょう先生のじっけん教室
やさいの炭を
つくってみよう
空気の出入りの少ない空きかんの中で、やさいをねっして、やさいの炭をつくってみよう。
ポイント やさいでも炭ができる
  材料  
 空きかん(スチールかん)
 アルミホイル
 はり金
 やさい(今回はピーマンをつかいました)
 竹くし
 カセットコンロ
 金あみ
 かん切り
 方法 
実験装置のつくり方
空きかんの上の方を、かん切りで切りとる。
(市はんのふたのないスチールかんでもよい。)
空きかんの中に、炭にしたいやさいを入れる。
空きかんの切りとった口に、アルミホイルをかぶせて、はり金を使ってアルミホイルが動かないようにする。
空きかんにかぶせたアルミホイルのまん中に、竹くしで穴をあける。
実験方法
やさいの入った空きかんを金あみにのせて、カセットコンロでねっする。
数分たつと、穴からたくさんのけむりが出てくる。
数十分後、空きかんからけむりが出なくなったら、ねっするのをやめ、かんがひえてから、アルミホイルをはずして、中の炭をとり出す。

 
※ この実験では、始め2.2gあったピーマンが、炭になると0.6gになりました。やさいは、水分以外のほとんどが有機物(ゆうきぶつ)からできています。有機物からできているものは、空気の出入りの少ないところで焼くと炭になります。

かんせい!!
※ カセットコンロやかん切りをつかうときは、大人の人に手伝ってもらいましょう。
※ 炭をつくるときには、いろいろなガスが発生するので、かん気をよくしたり、外で実験をしましょう。 
発展 どんなものが炭になるのだろう?
くだものや花ではどうだろう?