Vol.18

たんちょう先生のじっけん教室
氷がこおっていく
しゅん間を見る
ポイント 水は0℃以下になっても、こおらないときがある
  材料  
 雪
 ポリバケツ
 食塩(200g)
 れいぞう庫で冷やした水
 試験管
  (一りんざし用として、100円ショップなどで
   売られています。)
 温度計
 わりばし
 方法 
実験の準備
ポリバケツいっぱいに雪を入れる。
雪の入ったポリバケツに、ひやした水を2リットル(500mlのペットボトル4本分と食えん200g(紙コップ1ぱい)を入れる。 わりばしでよくかきまぜて、温度をマイナス5℃〜8℃にする。
試験管(しけんかん)に冷やした水を半分まで入れる。
試験管をバケツの中に立てる。
2分ほどしてから、試験管をそっとバケツからとり出す。


試験管に、少量の雪や氷のつぶを入れてみる。 氷が成長していくようすを観察する。
こおらないときは、2分30秒にしてやってみる。とり出したときに、すでに水がこおっているときは、1分30秒でやってみる。

※ 水は、ゆっくり均一(きんいつ)に冷やされると、条件によってはマイナス5℃以下でもこおらないばあいがあります。液体から固体にかわる温度(ぎょうこ点)以下の温度でも、液体のままでいる状態を過冷却(かりきゃく)といいます。この過冷却(かれいきゃく)の水に、衝撃(しょうげき)をあたえたり、氷のかけらを入れたりすると、一瞬にして氷が成長します。
発展
水のかわりに、ウーロン茶、サイダーなどでもやってみよう。どんなふうになるかな?