Vol.22

たんちょう先生のじっけん教室
浮力(浮く力)のせいしつを利用した
おもちゃをつくってみよう
ポイント 浮力をコントロール!
  材料  
 魚の形のしょううさし
 ペットボトル(1.5リットル)
 水
 おもり(5o用ナット)
 油せいペン

方法
浮沈子(ふちんし)のつくり方
1
ナットをしょうゆさしの口にねじってとりつける。
2
しょうゆさしの中に水をすいこませる。
(ふたはとったままにします。)
3 水を入れたしょうゆさしを水の入ったコップに入れる。

※このとき、しょうゆさしの先(魚のしっぽ)が水面から少しはみ出るていどになるように、しょうゆさしの中の水をちょうせつします。
4 ペットボトルに水をまんぱいに入れて、さらに方法3でちょうせつした水の入ったしょうゆさしを入れて、きつくふたをする。
   
浮沈子(ふちんし)をうごかしてみよう
1
両手でつつみこむようにしてペットボトルを持つ。
2
手でペットボトルをぎゅっと強くおしたり、手をゆるめたりする。
発展
身のまわりの小さな容器で、浮沈子(ふちんし)をつくってみよう。水の量をちょっとずつかえたしょうゆさしを2〜3個どうじに入れてみたらどうなるだろう。
情報
                    水量の調整に工夫を!!
ふたをしたときにしずんでしまうばあいは、しょうゆさしの水の量を少しへらして調整します。
しょうゆさしの中には、空気の入った部分があります。浮力(浮く力)があるために、しょうゆ入れ
  は、水面近くに浮いています。ペットボトルを外から強くおすと、そのあつ力が水をつたわり空気
  の入った部分につたわるため、空気のかさを小さくします。すると、浮力が小さくなり、しょうゆ入
  れはしずむのです。
しょうゆさしとナットを使った浮沈子
(ふちんし)は、兵庫県立兵庫高等学校 森井清博先生の
  じっけんをさんこうにしています。