Vol.25

たんちょう先生のじっけん教室
液状化ってなんだろう
地震で起きることがある土地の液状化(えきじょうか)を再現してみよう
ポイント 地震のゆれと災害
  実験の道具  
 調味料などのプラスチックケース
     (縦13cm×横5cm×深さ10cm
 焼き肉金網(30cm×30cm)
 粒のそろった砂(400cm3

 水(150cc)
 魚の形のしょうゆさし(プラスチック)
 くぎ

 
方法
実験の準備
1
金網の上にプラスチックケースを置く
2
プラスチックケースの中に150ccの水を入れる。
3 方法2のプラスチックケースの中に400cmの粒のそろった細かい砂をそっと静かに入れる。
砂をすべて入れて、水がすっかりかくれた状態をつくる。
実験  土地の液状化でどのような現象が起こるだろう

金網の上でプラスッチックケースを数回移動させて振動させてみる

水が湧いてくるのがわかるかな  

方法3で、砂を入れていく途中でプラスチックのしょうゆさしを入れておく。

方法4の状態に、くぎをさしておく。

この状態で実験をやってみよう。
 〜金網の上でプラスチックケースを左右に数回移動させて、しん動させてみる。
発展
砂の粒の大きさを変えたらどうなるだろう。ゆれの大きさを変えたらどうなるだろう。
情報
                        地震で地盤が液状化
液状化とは、地震によって地盤が一時的に液体のようになってしまう現象です。地震のゆれによって、砂の粒子がバラバラになり水中で浮かんだ状態になります。そのために、地盤が液体のようになって、地盤の上の建物を傾かせたり沈ませたりします。
  液状化現象は,地下水の水位が地表に近いこと,砂粒の大きさがそろっていること,地震で震度5強以上のゆれがあることが条件となって発生します。
 写真のマンホールも液状化で地面から浮き上がったものです(釧路の突出マンホール)。
画像は、北海道教育大学札幌校 田中実教授から提供頂きました。
        動画で実験をみる
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