Vol.26 |
・崖などに見られる縞模様がどのようにできるのかをモデル実験して調べてみよう |
ポイント | 積み重なった寒天の層 |
実験の道具 | ||||
寒天、 絵の具 加熱する器具(コンロなど) 透明なストロー 小さな鍋 金属やプラスチックなどの容器(深さ5cmくらい) カッターナイフ スプーンなど |
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方法 | ||||
地層をつくる 準備 |
1 |
水250mlに絵の具を加えて色水をつくる。 |
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2 |
鍋に寒天(2g)と色水(250ml)を入れて加熱し、寒天液をつくる(粉と水の割合は、市販されているものによって違います。市販されている寒天の作り方をよく読んでください)。 | ||
3 | 出来上がった寒天液を容器に流しこむ。 *赤い層ができあがります。 |
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4 | 絵の具の色を変えて方法1〜3を行い、容器に2層目をつくる。 *容器をかたむけると、場所によってあつさの違う地層ができます。 |
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5 | さらに、3層、4層を色や容器の傾きを変えてつくる。 |
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実験 地層を調べてみよう | |||
1 |
完全にかたまったら、ストローで寒天にさし、ストローのはしをつまんで寒天の地層のサンプルをひきぬく。 | ||
2 |
とれたサンプルをならべて、地層の重なりを予想してみる。 | ||
3 |
一部分をスプーンなどでくり抜いたり、カッターで切って地層の様子を調べる。 |
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かたむきを変えてつくった地層 |
発展 いろいろためしてみよう |
写真のように、カッターで45度の角度で切り込みを入れ、はしから力を加えると断層ができる(逆断層)。また90度の角度で切り込みを入れ、切断面に対して平行に互い違いに力を入れると横ずれ断層ができる。また、1つの地層に貝がらなどを入れて、出来上がった地層から貝の化石を探すこともできる。 | |
情報 | ||||
地層の変化を調べる 泥、砂、れき、火山灰などがたくさんの板を積み重ねたように層をなして堆積したものを地層といいます。上の地層ほど新しい地層です。また、地層は水平に堆積します。地層が斜めに傾いたり、折れ曲がったり、断ち切られているのは後におこった変化です。 一度に寒天を溶かし、小分けして色づけして地層をつくることもできます。 ストローを差し込むときは、寒天の地層が出来上がったてから寒天と容器の間に図のようにスポンジを敷くと引き抜きやすくなります |
東京都大島で見られる地層 |
苫小牧市高丘で見られる地層 |
その他の地層の画像をみる | |
身のまわりでしましまをさがしてみよう! |
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