Vol.30

たんちょう先生のじっけん教室
  火山灰の中の
宝石をさがしてみよう   
・火山灰を洗って、ふくまれている粒(こう物)を見てみよう
ポイント 火山灰によってふくまれる鉱物がちがう!
  観察の道具  
 ルーペ(虫メガネ)
 火山灰
 プリンのカップや湯飲みちゃわんなど
 キッチンペーパー
 千枚通し

 
火山灰を洗う 方法
1
プリンカップに火山灰を小さじ1杯とる。
 
2
火山灰全体がひたるくらいまで水を入れる。
3 指の腹をつかって、火山灰をプリンカップのふちでこするようにする。
 
4 カップの7〜8分目まで水を入れて全体をかき混ぜる。
5 プリンカップを5〜10秒ほどそのままにして、つぶ(鉱物:こうぶつ)をしずめたあと、にごった水を捨てる
6 方法2から5までの作業を、水がきれいになるまでくりかえす。
7 プリンカップの底に残ったつぶ(鉱物)をキッチンペーパーの上に移し、乾燥させる。
  鉱物を観察する方法

1 かんそうさせた粒(鉱物)をルーペ(虫メガネ)で観察する。
2 色のちがいや形のちがいで鉱物をわけてみる。
3 ルーペで観察しながら千枚通しを使って鉱物に触れ、磁石の性質をもっている鉱物をさがしてみる。
発展  いろいろためしてみよう
1 いろいろな火山灰を観察してみよう。
2 身近な土や海の砂、川の砂の中にも様々なつぶ(鉱物)が入っている。色などの違いをくらべてみよう。
情報
                        
火山灰の中には様々な鉱物が含まれています。
写真は屈斜路火砕流堆積物(中標津町で採集)に含まれている火山灰を洗ったものです。中に磁鉄鉱や石英などの鉱物を見ることが出来ます。
 

拡大してみよう
海岸の砂を観察してみると・・・・・(別海町床丹の海岸の砂)
たんちょう先生トップページに戻る