Vol.36

たんちょう先生のじっけん教室
雲をつくろう
・ペットボトルの中の気圧を変えて雲をつくろう
ポイント ペットボトルのペットボトルに力を加えて形を急に変化させる
  準備  
 ・ペットボトル(底が丸いもの)
 ・線香
 ・少量の水
 

 
実験の準備
1
ペットボトルの中に少量の水を入れる。
 

ふたをしてペットボトルをよくふり、水をペットボトルの内側全体につける。 
ふたをあけて、線香の煙を少しだけペットボトルの中に入れ、すぐにふたをしめる。
雲をつくる実験
おもいきりペットボトルを手でつぶす
 *つぶしたままの状態では、中がすきとおってよく見えています。
つぶれた状態のペットボトルから急に手の力をゆるめて、ペットボトルをもとの形にもどす
何度もくりかえしてみる。
底の丸いペットボトル
(お茶が入っていた)
炭酸用のペットボトル
発展
空の雲がどのようにできているのか。この実験から考えてみよう。
情報
急に手の力をゆるめると、ペットボトルの中の体積が急にふくらみ、ペットボトルの中の空気の圧力(気圧)が急に下がります。すると水蒸気を含んだ空気の温度が下がります。そのとき、水蒸気が水滴となって出てきます。この水滴がペットボトルの中をくもらせたのです。
きれいな空気では水滴はなかなか出てきません。水蒸気が水滴になって出てくるためには核となるものが必要です。実験では線香の煙を使っています。
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