Vol.41

たんちょう先生のじっけん教室
凹面鏡の性質を
    確かめよう
凹面鏡の性質を確かめよう
ポイント 太陽の光と凹面鏡の性質
  準備  
 ・アルミニウム缶(底の凹んだもの)
    ビールの缶など
 ・研磨剤(金属みがき粉)
    *商品名(ピカール)
 ・布(キッチンペーパーなどでもよい)
 ・中華用のおたま(底が丸いもの)
 ・トレーシングペーパー

 
※トレーシングペーパーは文房具屋さんで購入できます。
道具の準備
準備
アルミニウム缶の底を研磨剤(金属みがき粉)をつけた布で、ぴかぴかになるまでみがく。
 *約10分くらいみがきます。
 
実験1 
凹面鏡にうつる像
1  アルミニウム缶の底にうつる像を見てみる。
顔が反対にうつるよ!
実験2 
凹面鏡カメラ
 暗い部屋の中からアルミニウム缶の底を明るい窓の方へ向ける。
 1cm四方に切ったトレーシングペーパーを近づける

理科教育センターから見える三角山だ!
やっぱりさかさまにうつっている!
像がうつっている所で止め、うつった像を観察する。
実験3
凹面鏡で火をつける
 太陽の方向にみがいたアルミニウム缶を向け、底から約2cmのところに線香を近づける。
線香から煙がのぼった!
*一番明るい部分に近づけると、火がつきます。
発展
 太陽の光を集めると高温をつくることができます。他に凹面鏡になるものはないかな。さがしてみよう。
情報
凹面鏡で太陽の光を集め、黒い紙に当てるとやがて紙がこげ始めます。この太陽の光が一点に集まった部分が凹面鏡の「焦点」で、太陽の像がここにできています。
太陽のかわりに遠くの景色からの光を入れると、焦点付近にはその風景そのままの像ができあがります。


黒い紙がこげてきた!
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