Vol.49

たんちょう先生のじっけん教室
ボトル缶を念力でつぶそう
ボトル缶が、目の前でどんどんつぶれていく。そんな科学マジックをやってみよう
ポイント 空気の圧力(大気圧)
  準備  
 ・アルミニウムのボトル缶
 (飲み口の大きいキャップ付き)
 ・ペットボトル(500ミリリットル)
 ・お湯(90℃くらいのお湯)
 ・軍手

 
マジックの準備をしよう

ボトル缶に熱いお湯を深さ3cmくらいまで注ぐ。
 
キャップ(ふた)を開けたまま、口からお湯が出ない程度によくふって全体を温める。
20秒ふった後、お湯を捨てる。
すぐにキャップをぎゅっとしめる。
いざ!マジック 
観客の前にボトル缶をもっていく。
そのままにしておく。
キャップをしめてからつぶれるまでの時間は約20〜30秒くらいです。手をかざして念力を送るように見せて・・・・・・。えいっ!
発展
ペットボトルでもやってみよう。大きな一斗缶ならどうなるだろう。一度つぶれたペットボトルをそのまま温めたらどうなるだろう。
情報
地面では、1mに約10トン(1cmに約1kg)もの大気圧をうけています。
大気中では、大気圧を自覚できません。
ボトル缶の中に充満している水蒸気が、キャップを閉めることによって次第に冷えて水に戻っていきます。この時、中の圧力が小さくなり、大気圧によってつぶされてしまいます。
お湯は熱いほどよくへこみますが、50℃くらいのお湯でもへこませることができます。
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