Vol.50

たんちょう先生のじっけん教室
ペットボトルの中に
雪をふらせよう
ペットボトルの中に塩の結晶でできた雪を降らせてみよう
ポイント 飽和食塩水とアルコール
  準備  
 ・ペットボトル(500ミリリットル:炭酸用で透明なものがよい) 
 ・水(200g)
 ・食塩(80g)
 ・アルコール(40ミリリットル:消毒用無水エチルアルコール)
 ・透明なペットボトル(500ミリリットル:1本)
 

※水に食塩を溶かすために、ペットボトルがもう1本あると便利です。
実験の準備をしよう

ペットボトルのキャップ側を切り取り、細長い容器をつくる。
 
※学校ではメスシリンダーを使うとよい 
 
水(200g)に食塩(80g)を溶かす。
別のペットボトルに入れてよく振る。何度も振って、溶けきれない食塩が底にたまっている状態(飽和食塩水)にする。
溶けきれない食塩がたまっている
実験 
準備1で作った容器に、食塩水を入れる。
そっとアルコール40ミリリットルを注ぎ込む。
しばらく様子をみる。
後ろから光をあててみよう
実験は四角い容器で行い、後ろから白熱電球をあてています。
情報
食塩が水に限界までとけている溶液を飽和食塩水といいます。
飽和食塩水にアルコールを注ぐと、比重が小さいアルコールは水に浮かびます。
アルコールは、水とよく溶けあうため、水と接しているアルコールがどんどん水と溶けあいます。そのために、水に溶けていた食塩が溶けきれなくなって結晶となって出てきます。これが液体の中で降っていた雪の正体です。
使った液体は、決して飲んではいけません。無水エチルアルコールは、薬局で購入できます。
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