Vol.51

たんちょう先生のじっけん教室
静電気であそぼう
荷造りひもを
 浮かばせよう
さいた荷作り用のひもを静電気の力で浮かばせよう
ポイント 電気の性質を利用する
  準備  
 ・荷作り用ひも(ポリプロピレン製)
 ・フェルト(習字の下敷きなど)
 ・塩化ビニルパイプ
 ・テッシュ
 ・長いゴム風船
  (商品名:マジックバルーンやペンシルバルーン)

 
実験の準備をしよう

荷作り用ひもを20cmに切る。
 
できるだけ端の方を片側だけぎゅっと結ぶ。
結ばなかった端から竹串などをつかって、細かくさいていく。
細かくさいた荷作り用ひもを軽くフェルトでこすっておく。
さあ実験をしてみよう 
塩化ビニルパイプをフェルトでこすり、静電気を起こす。
浮かんでいるひもを
  コントロールしてみよう。
細かくさいた荷作り用ひもの結び目を持って空中へほうり上げ、すぐに塩化ビニルパイプを近づける。
発展
浮かんでいるひもを静電気を帯びた塩化ビニルパイプでコントロールして人に近づけるとどうなるだろう。長いゴム風船や、他のものをこすって近づけるとどうなるだろう。
情報
風船や荷作り用ひも、塩化ビニルパイプはマイナス、フェルトやテッシュはプラスに電気を帯びます。
同じ電気同士は反発し、違う電気同士は引き合うという性質を利用しています。
荷作り用ひもが汚れていたり、周りの空気が湿っている場合にはよく飛びません。冬の乾燥した日に実験してみましょう。
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