Vol.6

たんちょう先生のじっけん教室
ムラサキキャベツで
水溶液(すいようえき)をしらべよう
のまわりには、水にいろいろなものがとけた液(水溶液)があります。「ムラサキキャベツ液」を使って、身のまわりの水溶液の性質をしらべてみよう。
ポイント 酸性(さんせい)、中性(ちゅうせい)、アルカリ性(せい)
  材料  
 ムラサキキャベツ(葉を2〜3枚)
 ビニール袋
 塩(少々)
 コップ
 たまごケース
 しらべてみたい透きとおった液体
  (洗剤液、しらたきやこんにゃくの入っている水、
   レモン汁、さとう水、酢、炭酸ジュースなど) 
 方法 
ムラサキキャベツ液をつくる方法
ムラサキキャベツの葉を手で小さくちぎる。
キャベツをちぎる
ちぎったキャベツをビニールぶくろに入れ、塩を2つまみくらい入れて、口をしばる。
5分くらいビニール袋をよくもむ。
塩を入れてもむ
ふくろにたまったキャベツ液だけをほかのコップにあける。

 ※ むらさきキャベツの色は、アルコーツにもよく
    とけます。家庭用のアルコールや、しょうちゅ
    うで液をつくることができます。また、おゆでよ
    くキャベツをにても液をつくることができます。

色水が出てきた
実験方法
コップやたまごケースに、それぞれすき通った液体(したらきが入っていた水、さとう水、レモン液など)を入れます。その液体に、つくったキャベツ液を1てき入れてみよう。どんな変化があるかな

実験前

キャベツ液を入れると

色が
かわった

実験後
発展 
赤に変化する液は酸性、緑はアルカリ性、変化しない(むらさきいろのまま)は、中性という水溶液の性しつからです。
川の水、雨水、せんたくの水など、身近な水や、身近にある水溶液の性しつをしらべてみよう。