Vol.7

たんちょう先生のじっけん教室
酸(さん)・アルカリで
色の変化を楽しもう!
水溶液の性しつを調べることができる液を、身近な食べ物や植物からさがしてみよう
ポイント 酸・アルカリの水溶液で変色する
  材料  
 ブドウのかわ
 ブルーベリージュース
 花びら(たとえば、赤のサフィニア)
 紅茶
 しらたきやこんにゃくが入っている液
 レモン汁や酢
 ビニールぶくろ
 水
 塩
(少々)
 たまごケース
 方法 
花びら液のつくり方
花びら10枚くらいをビニールぶくろに入れ、水2〜3てきに、しお2つまみぐらい入れて、口をしばり、5分くらいビニールぶくろをよくもむ。
(ブドウの皮などで液をつくる場合は、第6回「ムラサキキャベツで水溶液を調べよう」を参考にします。)


花びらの汁をとる
たまごケースに、つくった液やジュースを2つずつ入れる(ブドウの皮の液やジュースは水でやく5倍にうすめます)。
実験前
液の一方にレモン汁(す)1〜2てき、もう一方にしらたきが入っていた液1〜2てきを入れる。どんなへんかがあるかな。
実験後
発展  へんかするものをさがそう
性、アルカリ性の水溶液の性しつによって、色がへんかするものを、身のまわりでさがしてみよう!
やきそばのめんには、『かん水』がふくまれています。かん水はアルカリ性です。ソースをかける前に、めんをムラサキキャベツといっしょにいためるとどうなるかな?カレー粉といためたらどうなるかな?

ヤキソバにムラサキキャベツ


こう茶にレモン
※ アントシアンという赤い色素をふくむ植物(ムラサキキャベツ)の液は、アルカリや酸の性しつをもつ水溶液でへん色します。カレー粉には、クルクミンという色素が入っており、アルカリ性ではピンク色に変色します。