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Vol.11
天ぷら
をつくろう
ロウの性質を利用して食品サンプル(天ぷら)をつくる
ポイント ロウは室温で固体、60℃程度で溶ける
という性質を持つ
  準備  
・ろうそく(3号 5本)
・クレヨン(黄色や肌色)
・ボウルや鍋(2個)
・紙粘土
・空き缶
・絵の具
 ※空き缶は、口を缶切りで切り取っておきます 
エビをつくる
・開いたエビを紙粘土でつくり、本物ように絵の具で着色する。
天ぷらの衣をつくる
・約90℃の湯の入ったボウルの中に空き缶を置き、その中にろうそく5本と黄色いクレヨンを少量入れて溶かす。
・約40℃(お風呂のお湯の温度くらい)のお湯の入ったボウルに方法1の溶けたロウを高さ約50cmから少量ずつ落とす。
・ロウの衣が広がってきたら、衣の真ん中につくったエビを入れる。
・エビの上にロウをさらに落とす。
・エビにかけたロウが固まる前に、湯の中に手を入れて、ロウの衣をエビにまきつける。
・引き上げて完成
情報
この実験は、ろうそくのロウが室温で固まり、約47〜60℃で溶ける性質を利用したものです。
クレヨンにはロウの成分が入っているために、溶けてロウに着色させることができます。
ロウを落とす湯の温度によって、衣のでき方が違ってきます。
食品サンプルは、昔はロウで作られていましたが、直射日光に弱いため、現在は、ビニールやプラスチックなどで作られています。食品サンプルは日本独特の文化と言われています。
エビのほかに、紙粘土でサツマイモ、レンコンなどいろいろな食品をつくって、天ぷらにしてみよう。
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