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Vol.13
テレビ石
をつくってみよう
テグスをたばねて、絵が浮きあがって見えるテレビ石をつくろう
ポイント 全反射を利用して光を遠くまで伝える
  準備  
・カッターナイフ
・ガスコンロ
・耐水性の紙やすり(200番、800番、1200番)
・テグスや光ファイバー
 (30号〜40号の透明な物:直径0.8〜1mm程度)
・アクリル管や塩ビ管(直径2cm程度)やフィルムケース
テレビ石ってなんだろう
テレビ石は塩湖が干上がったところにできる石です。繊維状の結晶が平行にくっついていて、下の紙などにかかれている模様や文字などが表面に浮き上がって見えます。
テレビ石をつくる
・アクリル管を長さ1cm程度に切る。

*カッターナイフをガスコンロで熱するとアクリル管を溶かしながら切ることができます。大人の人に手伝ってもらい、換気をよくして行います。
・テグスまたは光ファイバーを長さ4cmに切る。
・切り取ったテグスを横に置いたアクリル管の中に入れていく。
・時々、テグスがねじれないように指で押す。
・もう差し込めないというところまでテグスをびっしりと差し込む。
・熱したカッターナイフの刃を管からはみ出したテグスに当てて、切り取る。
・200番の耐水ペーパーで表面を磨く。平らになったら、800番、1200番で磨き、表面をつるつるする。
・作ったテレビ石を字や絵の描かれた紙の上に置いてみよう
情報
テグスの中に光が入ると図のようにテグスの外側に光がぶつかってはね返りながら進んでいき、反対側に出てきます(全反射といいます)。
細いテグスを使えば、同じ長さの筒でもきれいに映るようになります。
テグスよりも光をよく通すのが光ファイバーです。
光ファイバーを使うと、長いテレビ石も作ることができます(写真は5cmの筒)。
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