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Vol.19
石けんえきを使って
手形をとろう

カレー粉で染めた紙に、石けんをつけた手で、手形をとる
ポイント カレー粉(ターメリック)に含まれるクルクミン色素
  準備  
・カレー粉(ターメリックでもよい)
・和紙やクッキングペーパー
・大きめの容器
・石けん
・100%ぶどうジュース(紫色野菜ジュースなど)
カレー(ターメリック紙)をつくる
・大きめの器に水を深さ1cmくらい入れ、カレー粉(ターメリック)をふりかけ、混ぜながら全体を黄色に着色する。
・和紙やクッキングペーパーを容器の中にそっと入れて、黄色い紙にする。
・同様に、ぶどうジュースでも染めてみる。
・乾燥させ、カレー(ターメリック)紙をつくる。
 新聞紙などにはさんで水分を抜いてから、乾燥させます。
手形をとろう
・手の表面に石けんをよくつける。
・カレー紙に石けんのついた手をぎゅっと押しつける。 
・同様に、ぶどうジュース紙にも押しつけてみる。
・手形の完成。
情報
カレー粉には、ターメリックというスパイスが入っています(ターメリックは和名ではウコンといいます)。
このターメリックの色素成分がクルクミンで、酸性や中性では黄色ですが、アルカリ性では赤色に変わるという性質をもっています。
石けんは、水に溶けるとアルカリ性を示します。
そのため、カレー粉で染めた紙に石けんのついた手を置くと、赤い手形を取ることができます。
ぶどうジュースには、アントシアンという色素が含まれています。
アントシアンはアルカリ性では青色や緑色に変わるという性質をもっているため、ぶどうジュースで染めた紙に、石けんのついた手をおくと、緑色の手形が取れます。
この方法では、色の変化後、数日で色があせていきます。
酸性の液(レモン水)を紙に落とすと、何色になるだろう?
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