エイヤフィトラヨークトル火山
 
キャンディ郊外の踏切 マータレー方面から来た通勤列車
エイヤフィトラヨークトル氷河南部のスコゥガル(滝)とその周辺農家

 エイヤフィヤトラヨークトル火山は、アイスランドの南に位置し、山頂には氷河が覆っています。2010年3月に噴火が起こり,その後短期間の休止のあと、4月に頂上部で噴火。そのため、氷河湖が決壊し、麓の住民が避難しました。右下の写真は、牧場だったところに火山灰を大量に含む水が流れた場所です。また氷河の下流のスコゥガル(滝の名所)にも多量の火山灰が流れ込み、洗われた火山灰が真っ黒に堆積している様子が見て取れます。
 また、4月の噴火は火山灰を噴き上げて拡散しヨーロッパ上空の大部分の空域の閉鎖の原因となりました。本来は白い氷河覆っている火山ですが、写真では右側に黒い火山灰が降り積もっている様子をみることができます。
 2010年の噴火による火山灰は、ヴィーク村の羊毛の直売所で70クローナ(左)、空港で99クローナ(右)で販売されていました。

 

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