Vol.29

たんちょう先生のじっけん教室
本物とそっくりの
 レプリカをつくろう
紙粘土を型にして、本物の貝とそっくりのレプリカをつくる          
ポイント 紙粘土で型をつくる
 実験の道具    
 紙粘土(1袋)
 石こう(80g)
 わりばし
 どんぶり用の発泡スチロールカップ
   *インスタントのラーメンなどのカップ
 水(30g)
 紙コップ(2個)
 貝や化石
 シリコンスプレー(潤滑剤)
方法
型をつくる
1
貝にシリコンスプレーをふきかける。
 紙粘土をはがれやすくします。
2 紙粘土を貝のへこんだ部分におしこむ。
3 紙粘土を押し込んだ部分をひっくり返して、そのまま紙粘土のかたまりの中に押しつける。
4 そっと、貝を取り出す。
 貝の型が完成!!
レプリカをつくる
4 水(40ml)の中に石こう(70g)を入れて静かに1分まつ。
その後、石膏をまぜる。
5 型にツーっと流しこむ。
6 固まったら、レプリカを取りだす。   
完成
発展 着色してみよう
型になった貝をよく観察して、レプリカに絵の具で着色してみよう。化石の場合は、化石が生きているときどんな色だったかのか想像して色をつけてみよう。
情報 
この方法で化石のレプリカをつくることができます。図は、アンモナイトとデスモスチルスの歯のレプリカをつくっているところです。
型が簡単にぬけない形(へこんだ部分が深いもの、細かい部分がおおいもの)は、この方法では適しません。

型をとるには、この方法以外にシリコンゴムや、歯科用の歯形取り材(歯科用印象材)などを使った方法があります。
歯科用型取り材(歯科用印象材)を使ったレプリカづくりへ
たんちょう先生 第46号

「アンモナイトの化石」からレプリカをつくる

「デスモスチルスの歯の化石」からレプリカをつくる
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