Vol.46

たんちょう先生のじっけん教室
歯科用型取り材で
レプリカをつくろう
歯科用型取り材を使って、本物の化石そっくりのレプリカをつくる
ポイント 型取り材(歯科用印象材)で型をつくる
  準備  
 ・歯科用型取り材(15g)・・アルギン酸塩印象材
 ・石こう(30g)
 ・わりばし
 ・どんぶり用の発泡スチロールカップ
 ・水(40g、20g)
 ・紙コップ(小さめ)
 ・化石や貝など
 ・シリコンスプレー(潤滑剤)

 
※型をとりたいもの(化石など)にシリコンスプレーや水をふきかけておく。
型をつくる

紙コップに入った歯科用型取り材15gに水40gを加えて、すばやくわりばしで30秒かき混ぜる。
 

化石の上になる部分(見せたい部分)を下にして入れる。
化石を方法1でねった型取り材の中にすばやく入れ、指でそっと押し込む。
1〜2分後、紙コップから固まった歯科用型取り材を取り出し、中の化石を取り出す(型の完成)
紙コップに型を戻す。
レプリカをつくる 
水(20g)の中に石こう(30g)を静かに入れて1分待つ。 
石こうを混ぜる。
型にツーっと流し込む。
石こうが固まったら、型取り材をはずし、レプリカを取り出す。
発展
 本物の化石をよく観察して、レプリカに絵の具で着色してみよう。また、化石が生きているとき、どのような色だったかを想像して色をつけてみよう。
紙粘土を使ったレプリカづくりへ
たんちょう先生 第29号
情報
化石が歯科用型取り材に埋まってしまった場合は、上の方からカッターで型が見えるまで薄くスライスしていき、化石が見えたら中の化石を取り出します。型は少しくらい崩れても大丈夫です。
歯科用型取り材(歯科用印象材)の入手方法は、たんちょう先生44号を参考にします。

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