Vol.45

たんちょう先生のじっけん教室
富士山を
つくってみよう
富士山がどのようにできたのかモデルで確かめよう
ポイント 溶岩と火山灰が何度も繰り返し堆積して成長する火山
  準備  
 ・段ボールや発泡スチロールボード(25cm×25cm)
 ・ビニール袋(およそ24cm×18cm、8枚)
 ・三脚(花を載せる台などでもよい)
 ・歯科用型取り材(アルギン酸塩印象材 25g×3、35g×5)
 ・水(90g×3、120g×5)
 ・絵の具   ・カッター  ・底を切ったフィルムケース
 ・茶こし    ・透明なストロー
 ・カッターナイフ
*発泡スチロールボード(段ボール)の中央部は直径
 3cmの穴をあけておきます。

 
実験・火山を成長させる

硫黄山をつくる(たんちょう先生44号)の方法1〜6を行い、溶岩の台地をつくる。

  たんちょう先生44号
 「硫黄山をつくる」を見る

 
溶岩が固まってから、茶こしの中に、歯科用型取り材を10g入れ、火山灰に見たてて、噴火口の真上でふる。
方法1の色水を変えて、方法1、2を3回繰り返す。
方法1で歯科用型取り材を35g、水を120gに変えて、方法1、2をさらに3回〜5回繰り返す。溶岩と火山灰の層がそれぞれ8層でき上がる。
注意 噴火口がふさがったときは、フィルムケースを押しつけて噴火口をあけておく。
噴火して火山が成長していく様子をくわしく見る
実験・ボーリングをして火山の内部を調べる 
透明なストローを火山にまっすぐにさす。 
透明ストローの上を折り曲げてそのまま引き抜く。
何本かボーリングをして、火山の中の様子を想像してみよう。
大きな画像でみる(37KB)

実験・火山の断面をみる
出来上がった火山をカッターナイフで切ってみる。
大きな画像でみる(28KB)
違う角度から断面を見る
発展
 水の量や型取り材の量を変えて噴出させるとどうなるだろう。身近な山がどのようにしてできたのか想像してみよう。
情報
富士山や羊蹄山のような形の火山を成層火山といいます。
富士山や羊蹄山は、噴火を何度も何度も繰り返して今のような形になりました。

 羊蹄山(蝦夷富士)の画像は、北海道高等学校理科研究会研究部地学(マルチメディアを利用した地学指導の研究チーム)が作成した「地学マルチメディア教材」を利用しています。
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