Vol.53 |
葉脈標本を酢で作った染色液で染めてみよう |
ポイント | 食紅と酢で染色液をつくる |
準備 | ||||
・葉脈標本 ・食用酢 ・食紅(食用色素102号) ・深さ1cm程度の皿 ・コップ ・プラスチックの板 (下敷きなどを5cm×20cm程度に切ったもの) ・計量スプーン ・透明な荷作り用テープやブックコート ・葉脈標本の作り方はたんちょう先生52号を参考にします。 たんちょう先生52号「葉脈標本をつくってみよう」 |
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染色液をつくる |
1 |
コップに食用酢を小さじ2杯(10ml)入れる。 |
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2 | 1のコップに食紅を食紅の箱に入っている小さなスプーンで1杯入れる。 | ||
3 | 染色液の完成 | ||
葉脈を染める | |||
1 | 葉脈標本を皿に入れる。 | ||
まだ濡れている状態の標本が染まりやすい | |||
2 | 作った染色液の半分を葉脈標本全体にかける | ||
3 | 5分後、染色液を捨てる。 | 濃く染めたい場合は、染色を2回繰り返すとよい。 |
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4 | 水でかるくすすぐ。 | ||
5 | 皿に水を入れ、葉脈標本の形をととのえてから、プラスチック板で標本をすくう。 | ||
6 | 水をテッシュなどで吸い取る。染色された葉脈標本の完成。 | ||
しおりをつくる | |||
1 | ブックコートや透明テープの糊のついた面に染めた葉脈標本を載せ、その上に画用紙を置く。 | ||
2 | 周りを切って、形を整えてしおりの完成。 | ||
しおり以外にも、自分だけのアイディアで葉脈標本を活用してみよう。 | |||
情報 | |||
食紅(食用色素102号)に使われている色素名をニューコクシンといいます。 酢酸(食用酢)に食紅を溶かすことによって、実験用に使われる酢酸カーミンと同様に、細胞の核を染めることができます。 この食紅を用いた染色液は、北海道岩見沢西高等学校 中島 憲先生の染色液の作製方法を参考にしています。 |
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